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2025.11.05

【Press release】“好き”を理解する新手法。触感評価アプリ「TEXTUREVAL™」販売開始

世界の触感指標を創るを目指すカトーテック株式会社(本社:京都府京都市、代表取締役:加藤敦子)は、触り心地の官能評価を効率的に行うアプリ、TEXTUREVAL™(テクスチャーヴァル)を2025年12月17日(水)より販売開始します。

本アプリでは、官能評価の計画・実施をサポートし、結果の分析・解析までを一貫して行えます。官能評価の実施やデータ解析には専門知識が必要なため、研究開発者にとって大きな負担で手間(コスト、時間、スキルの習得)が伴うプロセスです。そんな課題を誰でも簡単かつ効率的に実施できるよう開発されたのが、今回のTEXTUREVAL™です。

PRTIMES

ダウンロードはこちら「TEXTUREVAL™ プレスリリースPDF」

TEXTUREVAL™は慶應義塾大学発のスタートアップ、株式会社HaptCore(本社:東京都渋谷区、代表取締役:澁江峻太郎)が開発。* 慶應義塾大学 大学院理工学研究科、竹村研究室の知見と成果を最大限応用しています。研究・開発現場のみならず、商品企画や販売促進、品質管理など、幅広い分野での活用が期待できます。*販売元、カトーテック株式会社

TEXTUREVAL™がもたらす価値 「ヒト起点の触感製品開発にかかせないアプリに」
• 感覚の「見える化」により、感性品質の共有が容易に
• 試験機データとの組み合わせで、素材や製品の研究開発の指標となる数値が分かる
• 計算づくされたAIによる分析により、評価業務の効率化と標準化を実現

さらに、KES®風合い試験機※1 や QUANTITEXTURE™※2 の測定結果をTEXTUREVAL™に取り込むことで、各試験機のデータと感覚的な言葉の繋がりを「見える化」することができます。これにより、素材や製品の目的に応じた評価手法の選定や試験機の活用がより効率的に行えるようになります。

開発背景① 「触り心地を評価することは、実はとても難しい」
世の中では技術が進歩し、素材が多様化する中で、触り心地は製品の印象や売上を左右するほど重要な要素となっています。その一方で、触り心地の感じ方は人それぞれであるため、評価の標準化が難しく、最終的な判断はデザイナーの感性や熟練者の経験に委ねられているのが現状です。しかし、人の感覚は日々変化し、また評価者が変わると結果も異なることも大いに発生します。そのため、触り心地評価試験機を用いて触り心地の数値化を行いますが「どの試験機が、人が良いと感じる感覚に近いか」を見極めることは重要なポイントです。こうした課題を解決するため、官能評価の複雑さや時間のかかるプロセスを簡素化し、誰でもアプリで、より人の感覚に近い触り心地評価ができるように開発されました。

開発の背景②「人の感じ方を捉えるには」
製品開発において「人の感じ方」を正確に捉えることは、依然として難題でした。従来の官能評価は、評価手順や尺度が統一されておらず、また評価設計から分析まで幅広い知識が必要で専門家以外には取り組みづらいという課題がありました。一方で、物理試験機による数値評価は客観的であるものの、人の感覚を完全に再現することは困難でした。

TEXTUREVAL™の特長
これらの主観(官能評価)と客観(試験機の結果)を結びつける、確かな関係を数値で表します。触ったときに「なぜそう感じるのか」、言葉同士、試験機との因果関係がわかるのが特長です。既存の印象語の解析を中心とするAI手法とは異なり、素材や製品に対する触感認識の構造を見える化します。例えば「なぜこの製品が“好き”なのか」をTEXTUREVAL™を用いて構造化することで、自分でも気づいていない“感性の影響要因”を理解でき、製品の開発・改良に活かすことができます。触り心地評価の言葉は100単語(ふんわり、ぷにぷに等)登録しています。

触り心地の解明の複雑さ

今後の展開 「日本だけでなく、官能評価の標準化が進んでいない海外も視野に入れて」
日本では長年にわたり、官能評価が体系的かつ文化的に成熟してきました。海外では規格に基づく物理的評価(JIS・ISOなど)を重視する傾向が強く、人間の感覚を細かく数値化する官能評価は日本ほど一般的でないことが多くあります。TEXTUREVAL™は、官能評価と試験データを統合することで、評価者や地域、素材の違いを越えて、一貫した触感評価を実現します。この触感データ解析アプリは、世界中の企業・研究者にとって「感覚評価の標準化」を可能にし、主観に頼っていた触感評価を新たな段階へ導きます。

※1 触り心地評価のパイオニアであるカトーテック株式会社は、触り心地を客観的に評価するため、材料や製品の物理特性を官能評価との相関が高い KES®風合い試験機 によって数値化してきました。布の風合いや触り心地を評価するために誕生したKES®風合い試験機は、「はり」「こし」「ぬめり」「しゃり」などの感覚を数値で表現できる世界初の試験機として誕生しました。さらに、布以外の素材においても、摩擦特性を評価することで「なめらかさ」「ざらつき」、曲げ特性を評価することで「柔らかさ」「かたさ」など触り心地を定量的に表すことが可能です。

※2 QUANTITEXTURE™(クオンティテクスチャー)は、指触感の「心地よさ」や「違い」を、従来の力学的特性ではなく、感覚の源である指の機械受容器から評価する、新技術を取り入れた試験機です。慶應義塾大学 竹村研治郎教授との共同研究により開発されました。

Haptcoreについて
株式会社HaptCoreは、「世の中に埋もれている“触り心地”の価値を見出す。」を使命とする慶應義塾大学発のスタートアップです。製品の“触り心地”は購買判断や使用満足を左右する重要な感覚情報です。この価値を誰もが扱えるようにするため、触感評価とデータ解析の知見を基盤に、アンケート設計から集計・解析までを一体化したアプリ「TEXTUREVAL™(テクスチャーヴァル)」を展開し、“触り心地”を測り、伝え、活かす仕組みを提供します。

会社概要
社名:株式会社HaptCore
本社所在地:東京都渋谷区神宮前六丁目23番4号 桑野ビル2階
代表取締役:澁江 峻太郎
事業内容:触感評価ガイドアプリ「TEXTUREVAL™」の企画・提供、触感評価・設計の運用支援/コンサルティング
設立:2025年11月4日

カトーテック株式会社について
1961年に京都市で創業。京都大学の川端博士と共同開発し誕生したKES®風合い試験機を中心に世界中の「触り心地評価」をサポートする試験機メーカー。布の風合い、髪のなめらかさ、日用生活品の使い心地、自動車シートの快適性など、生活にまつわる様々な素材や製品の研究開発を後押します。現在では、世界37カ国に納入し、アメリカ、ヨーロッパ、アジアに代理店を構え、業界では触り心地評価なら「ケス」と呼ばれています。

1970年代にHV(基本風合い)である「はり」「こし」「ぬめり」「しゃり」「ふくらみ」を定義し、世の中の布の触り心地評価を革新させたKES®風合い試験機。HVを超える、最新の触り心地の見える化を実現する「TEXTUREVAL™」を独占販売します。

会社概要
社名:カトーテック株式会社
本社所在地:京都市南区西九条唐戸町26番地
代表取締役:加藤 敦子
事業内容:1. 電子計測装置 2. 高分子材料関連機器 3. 各種製造装置  4. 大型特殊機械
設立:1961年9月1日
HP:https://www.keskato.co.jp/
※「KES」は、カトーテック株式会社の登録商標です。

2025.10.21

化粧品評価研究会 開催日:2025年11月26日(水) 場 所:三重県工業研究所 【講演会】化粧品評価研究会@三重県工業研究所

三重県工業研究所では、みえ産学官技術連携研究会事業として、県内企業の基盤技術力の向上や産学官プロジェクトの創出を目指し「化粧品評価研究会」が開催されます。

11月26日開催の本研究会では、カトーテックの常務取締役 河内 敬が登壇し、KES®風合い試験機やQUANTITEXTURE™などを活用した、ヘアケア製品における毛髪の摩擦特性やしなやかさの評価、スキンケア製品における塗布感や肌触りの評価などを紹介します。

皆様のご参加お待ちしております。
(定員を超えた場合は、県内に事業所のある企業を優先することがあります)

詳細または参加申込については下記をご参照ください。

案内PDF

ーーーーー以下、三重県工業研究所発行、案内引用ーーーーー

現在、化粧品分野において製品評価で行われる触感評価は、ヒトの触覚による官能評価が実施されています。しかし、官能評価には客観性や再現性に乏しいという問題点があります。そこで、物性評価装置を使用し、触感を数値化して評価することにより、客観性や再現性のあるデータを得ることをテーマに研究会を開催します。
化粧品の製品評価における物性や使用感の評価について、科学的なデータの取得に興味のある方のご参加をお待ちしております。

                     記

1 開催日時
  令和7年11月26日(水曜日) 午後1時30分から午後4時30分まで

2 開催場所
  三重県工業研究所 2階大会議室(津市高茶屋5丁目5番45号)

3 対象
  化粧品・医薬品等製造企業に従事されている方

4 内容
  今回、カトーテック株式会社の河内様を講師に迎え、同社の風合い試験機(主にKESシリー
 ズ)を用いた、ヘアケア製品における毛髪の摩擦特性やしなやかさの評価、スキンケア製品におけ
 る塗布感や肌触りの評価など、具体的な事例について紹介していただきます。

(1)講演
    「ヘアケア・スキンケア製品の触感評価と最新試験機の活用」
    カトーテック株式会社 常務取締役 河内 敬 氏
 (2)意見交換会
    研究会参加者のニーズ、課題解決に向けた意見交換

5 定員   25名
  定員を超えた場合は、県内に事業所のある企業を優先することがあります。

6 参加費  無料

7 申込方法
  募集案内に記載のWEB申込フォームにてお申し込みください。

8 申込期限  令和7年11月12日(水曜日)

9 申込み先・問合せ先
  三重県工業研究所 食と医薬品研究課 担当 足尾、日比野
  〒514-0819 津市高茶屋5丁目5番45号
  電話 059-234-8468

2025.10.09

産技研UC創造フォーラム 開催日:2025年11月28日(金) 場 所:京都リサーチパーク ブラシ物性試験機の開発において、令和7年度知恵創出“目の輝き”認定企業に認定【11/28産技研UC創造フォーラム】

令和7年度の(地独)京都市産業技術研究所が選出する知恵創出“目の輝き”認定企業に「ブラシ物性試験機の開発」において、カトーテック株式会社が認定されました。

2025年11月28日(金)には、認定授与式・認定事業発表会と認定企業及び産技研UC会員等の交流を図るネットワーキングセッションで構成される、産技研UC創造フォーラムが開催されます。

ブラシ物性試験機の新たな可能性を見いだし、多くの方にご活用いただきたく、関心のある方々はぜひご参加ください。

「産技研UC創造フォーラム」概要、申し込みについて(参加無料)

<認定事業内容について>
■令和7年度 知恵創出“目の輝き”認定企業 カトーテック株式会社

■【認定対象事業】化粧ブラシの使用感を測定「ブラシ物性試験機の開発」
風合い試験機「KES®」の製造などで培ってきた技術を活かし、人がブラシを使うときの「払う動き」をモデルにした仕組みにより、ブラシのコシ感やなめらかさに関する力を計測できる「ブラシ物性試験機」を開発。近年、持続可能なものづくりの推進などにより、合成繊維を用いた化粧ブラシの開発が進んでいる。ブラシ物性試験機を活用することで、開発指標を設定でき、効率的な開発が可能となることに加え、消費者に品質を分かりやすく伝えられることが期待できる。
令和6年3月に、日本産業標準調査会(JISC)において、株式会社タイキと産技研が、経済産業省の「新市場創造型標準化制度」を活用し提案した「化粧用ブラシの力学特性測定技術に関するJIS開発」が採択された。同年4月から、ブラシの特性や使用感の測定方法を“標準化”するための規格開発が進行中で、規格及びブラシ物性試験機の開発により、人の主観に頼ることが多かった化粧ブラシの使用 感の評価を、今後、客観的に行えるようになる。※1

<知恵創出“目の輝き”企業認定について>
「伝統技術と先進技術の融合」や「新たな気づき」といった知恵産業をキーワードに、産技研が技術的なサポートを行い、製品化・事業化等に繋げたもしくは繋がりが期待できる事業、研究開発により、知恵産業の推進に大きく寄与した企業・団体を認定します。※2

※1、2 (地独)京都市産業技術研究所発表、報道発表資料より
https://www.city.kyoto.lg.jp/sankan/cmsfiles/contents/0000346/346374/houdou.pdf

2025.09.29

第32回秋季セミナー「繊維の科学と産業を紡いで」 開催日:2025年11月6日 (木)、7日(金) 場 所:大阪科学技術センター(大阪市西区靭本町1-8-4) 【講演会】今まで表現できなかった感覚を数値化する新技術-QUANTITEXTURE™で変わる触感設計@大阪科学技術センター

日本繊維機械学会 秋季セミナーにて、QUANTITEXTURE™ クオンティテクスチャーについて発表いたします。皆様のご参加をお待ちしております。

詳細または参加については下記をご参照ください。

案内PDF

ーーーーー以下、日本繊維機械学会発行、案内引用ーーーーー
日本繊維機械学会では,産学官の繊維に関わる方々を対象に,最新情報の収集ならびに意見交換の場となることを目的として,毎年 11 月に秋季セミナーを開催しております.第 32 回となる今回は,来る 11 月 6 日 (木),7 日 (金)の両日,大阪科学技術センターにて開催致します.

第32回秋季セミナー「繊維の科学と産業を紡いで」

【日時】11月6日(木)、7日(金)
【会場】大阪科学技術センター(大阪市西区靭本町1-8-4)
【内容】https://tmsj.or.jp/autumnseminner/
1日目
特別講演「耐熱材料の共同開発及び宇宙分野での繊維素材について」
             (株)ElevationSpace CTO 藤⽥和央
(株)豊⽥自動織機 技術統括センター CMプロジェクト 課⻑
                          岩⽥ 来
日本繊維機械学会賞「技術賞」受賞講演
「フィラメント糸における高機能リワインダーの開発」
     TMT神津(株)技術部 機械チ-ム 課⻑ 岡⽥竹弘
・繊維関連公設試によるショートプレゼンテーション
・繊維関連公設試によるポスター交流
・交流会

2⽇⽬:A会場
(1)次世代ウェアラブルデバイスに向けた皮膚貼り付け型デバイス
         理化学研究所 染谷薄膜素子研究室 李 成薫

(2)繊維ネットワーク積層化高分子超薄膜の開発と生体電極応用
         東京科学大学 生命理工学院 助教 堀井辰衛

(3)【Mode in Japan】の哲学と日本ブランドの世界進出
             (株)made in Japan,丸井織物(株)

(4)マイクロファイバー:繊維製品による見えない環境汚染
三菱UFJ信託銀行(株)エグゼクティブ・リサーチャー/フェロー
                          光谷 健

(5) 空気からつくるポリアセタール繊維
           (株)プレジール 代表取締役 梅村俊和

(6)食品残渣から製造するキチンナノファイバーの多様な生理機能と社会実装の取り組み
           京都大学 生存圏研究所 教授 伊福伸介

2日目:B会場
(1)非加熱短時間で染まる草木染め染料の開発とそのインクジェット染色への展開
   山梨県立大学 地域人材養成センター 特任教授 増田貴史

(2)2025年大阪・関西万博「サステナブルに基づく繊維・ファッション産業の未来共創プロジェクト」
      大阪商工会議所 流通・サービス産業部長 井上 毅

(3)超臨界流体染色加工の原理・特徴と最近の動向
       福井大学 学術研究院工学系部門 教授 廣垣和正

(4)JUKI Smart Solutions -Innovation for your Sustainable Future-
   JUKI(株)縫製ユニット カスタマーサービス部 緒方孝宏

(5)今まで表現できなかった感覚を数値化する新技術-QUANTITEXTURE™で変わる触感設計
           カトーテック(株)常務取締役 河内 敬

(6)辰巳エヤーエンジニアリングの紹介とリサイクル事業
    (株)辰巳エヤーエンジニアリング 営業課長 柿原義行

2025.08.06

【講演会】「 触り心地を“見える化”する技術、実機デモ体験」@滋賀県東北部工業技術センター

このたび、カトーテック株式会社は、滋賀県東北部工業技術センター主催の「機器利用講習会」において、風合い試験の原理や活用方法について講義を行うとともに、実際の試験機を使ったデモ実習を実施いたします。
「布のやわらかさやなめらかさを、感覚だけでなく数値で評価したい」
「お客様への提案に、根拠のあるデータを使いたい」
そんな方におすすめの内容です。
当日は、風合い試験の基礎的なしくみから実際の測定例まで、初めての方にもわかりやすくご紹介いたします。
また、講義後には試験機を操作して体験できる貴重な機会もご用意しておりますので、ぜひご参加ください。

講演会詳細はこちら

■ 開催概要
日 時:2025年8月26日(火)
13:30~15:00 講義「風合い試験のしくみと活用法」
15:10~16:00 風合い試験機のデモ実習(実機体験)

会 場:滋賀県東北部工業技術センター 長浜庁舎
(〒526-0033 滋賀県長浜市三ツ矢元町27-39)

講 師:カトーテック株式会社 常務取締役 河内 敬
定 員:講義20名、実習5名程度
参加費:無料

■ このような方におすすめです
触り心地・風合いを客観的なデータで評価したい
製品開発や品質管理に触感の指標を取り入れたい
お客様への提案に説得力を持たせたい
実際の試験機に触れて操作してみたい

■ お申し込み・詳細はこちら(外部サイト)
滋賀県東北部工業技術センターのホームページよりお申し込みください。
講習会詳細・申込ページ
申込締切:2025年8月20日(水)

皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

2025.07.31

夏季休業のお知らせ(8/14~8/17)

拝啓 盛夏の候、益々ご清栄のこととお喜び申し上げます。

平素は格別のご愛顧を賜わり、厚くお礼申しあげます。

弊社では、誠に勝手ながら夏季休暇を以下の日程で実施させていただきます。

8/10 11 12 13 14 15 16
休業日 休業日 営業日 午前大掃除
※15時で終了
休業日 休業日 休業日
17 18 19 20 21 24 25
休業日 営業日 営業日 営業日 営業日 営業日 休業日

 

8月18日(月)より、通常業務を開始します。

8月13日(水)にいただいた「お問い合わせ」や「資料請求」につきましても、
8月18日(月)以降に対応させていただく場合がございます。

期間中はご不便をおかけいたしますが、何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。

2025.07.10

qmaxとは? 接触冷感試験について

熱中症対策が強化されている昨今、素材の「冷たさ」評価はますます注目を浴びています。
様々なqmaxを測定する試験機が出回っておりますが、qmaxの原理原則は、KES-F7 サーモラボによって実現され、「冷たさ」を数値化できる初めての試験機として誕生しました。

今回は改めて、接触冷感やqmaxについて解説します。


接触冷感試験とqmaxについて

肌がものに触れた時に、「温かい」「冷たい」と感じる皮膚感覚を、”接触冷温感”とよびます。
肌からものへの熱の移動量によって冷温感の感じ方が異なり、それを評価する指標”qmax”(熱流量ピーク値)をKES-F7 サーモラボ、KES-QM 接触冷温感試験機で測定できます。

qmaxは、1970年代にKES®(ケス)を共同開発した京都大学の川端季雄博士が、布の接触冷感性を評価する値として定義しました。
現在では、Q-maxやQ-MAX、Qmax、QMAXなど、様々な表記方法で使用されていますが、JIS規格等で定められている正式な表記は「qmax」です。

規格について
JIS規格「繊維製品の接触冷感性評価方法」は、カトーテックの試験機(KES-F7 サーモラボ)をベースに原案されています。
中国の推奨規格「 GB/T 35263-2017 テキスタイル-接触時の冷涼感の試験と評価」や台湾の規格「CNS15687, L3272 生地の瞬間冷感試験方法」も同様です。

JIS規格「繊維製品の接触冷感性評価方法」

qmaxとKES-F7 サーモラボ
1977年に川端博士による初期熱流束最大値(qmax)と接触冷温感との相関の高さを見出しました。
そして「布の熱特性試験装置“サーモラボ”」を実用機として設計し、熱移動に関する解析を実施。
qmaxと冷温感に関する理論的解析を行いました。

その後、カトーテックと共同で現在のKES-F7 サーモラボの原型となる試験機Thermolabo-Ⅱ型を完成。
qmax、保温性、熱伝導率を測定できる試験機として、50年経過した現在でも世界中で活躍しています。

海外では、KES-F7 サーモラボの測定原理をベースとしたqmax値の自動測定が可能な、KES-QM 接触冷温感試験機も活躍しています。

長年の実績と精度の高さを強みに、これからも変わらぬ品質で信頼ある製品をお届けしてまいります。