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2022.03.10

「OPEN INNOVATION FORUM 2022~京都で育むイノベーションと知恵の物語~」にて講演しました 開催日:2022/3/3(木) 「OPEN INNOVATION FORUM 2022~京都で育むイノベーションと知恵の物語~」にて講演しました

一般社団法人 京都知恵産業創造の森主催「OPEN INNOVATION FORUM 2022~京都で育むイノベーションと知恵の物語~」にて、産学公連携支援によるプロダクト開発について講演しました。

先日2022年3月3日、京都経済センター「KOIN」にて、一般社団法人 京都知恵産業創造の森主催の「OPEN INNOVATION FORUM 2022~京都で育むイノベーションと知恵の物語~」が開催されました。

このイベントでは、「京都で育むイノベーションと知恵の物語」をテーマに、産学公連携・スマート社会の推進など新たなネットワークの創出や、オープンイノベーションを促すための様々な取り組みに関する講演とトークセッションが行われました。

弊社は「産学公連携支援によるプロダクト開発」について講演の機会をいただく事となり、京都知恵産業創造の森様のご支援があり実現した、各大学との共同研究について発表しました。

今後弊社といたしましても、“風合い計測”という分野から京都経済の発展に貢献していきたいと考えております。
末永くご愛顧賜りますよう、お願い申し上げます。

2022.03.01

「リケラボ」で紹介されました

理系の理想の働き方を考える「リケラボ」にて、カトーテックが紹介されました。

記事タイトル:触り心地の計測に新手法!“指の神経情報”を独自のアルゴリズムで数値化!風合い計測のオンリーワン企業、カトーテック

記事はこちら

2022.02.21

講演会「OPEN INNOVATION FORUM 2022 ~京都で育むイノベーションと知恵の物語~」 開催日:2022/3/3(木) 17:30~20:00 場 所:京都経済センター3階「KOIN」 + オンライン 講演会「OPEN INNOVATION FORUM 2022 ~京都で育むイノベーションと知恵の物語~」

一般社団法人 京都知恵産業創造の森 主催
「OPEN INNOVATION FORUM 2022 ~京都で育むイノベーションと知恵の物語~」

京都知恵産業創造の森では、京都経済センターを拠点に事業開始以降、起業者等の産業人材育成・スタートアップ支援を中心に、産学公連携・スマート社会の推進など新たなネットワークの創出や、オープンイノベーションを促すための様々な取り組みを行ってこられました。
今回は「京都で育むイノベーションと知恵の物語」をテーマに、各登壇者による事例紹介やトークセッションを行います。

<プログラム>
17:30~
開会挨拶

17:45~
第1部|伴走支援の事例紹介
①「産学公連携支援によるプロダクト開発」
●カトーテック 株式会社  河内 敬 氏

②「補助金支援~販路開拓までのトータルサポート」
●株式会社Anamorphosis Networks 小澤 行央 氏

③「事業開発⽀援〜KOIN ACCELERATOR PROGRAM 」
●株式会社ウエダ本社 林 菜摘 氏
 
④「スタートアップ企業への連携⽀援とサポート体制」
●emol株式会社 武川 大輝 氏

19:00~
第2部|伴走者とのトークセッション
『地域企業としてのチャレンジや知恵森への期待』をモデレーターとともに語らう
(進行:一般社団法人リリース)

セッションA
カトーテック 株式会社
株式会社 Anamorphosis Networks の事例をひもとく

セッションB
株式会社 ウエダ本社
emol 株式会社 の事例をひもとく

20:00~
閉会挨拶

期 日:2022年3月3日(木) 17:30~20:00
会 場:京都経済センター3階「KOIN」 + オンライン
主 催:一般社団法人 京都知恵産業創造の森
定 員:リアル会場:50名 オンライン会場:100名
参加費:無料

詳しい内容はこちら(PDF)

申込及びお問い合わせ先
一般社団法人 京都知恵産業創造の森 
産業人材育成推進部
TEL:075-353-2301
E-Mail:ikusei@chiemori.jp
WEB:https://open.kyoto/

2021.09.25

セミナー「風合い試験機 機器活用セミナー」 開催日:2021/11/10(水)講義13:30~15:00 実習15:15~16:30 場 所:(地独)京都市産業技術研究所 セミナー「風合い試験機 機器活用セミナー」

人がものに触れたときに感じる材質感や感覚である「風合い」を数値化しデータで捉える「風合い試験機KES」のセミナー

 

日 程 :2021年11月10日(水)講義13:30~15:00 実習15:15~16:30

場 所 :(地独)京都市産業技術研究所

講 師 :カトーテック株式会社 営業部 部長 河内 敬氏

定 員 :6名

受講料 :無料

申込締切:2021年10月29日(金)

 

<講義>

『「風合い」の客観評価法とその応用』(13:30~15:00)

古くからものの風合いを見分けるときに行われていた「なでる」「引張る」「折り曲げる」「指で押す」といった動作。そんな主観的であいまいな動作と感覚を再現し、客観的な数値に置き換えることに成功したのがカトーテックの風合い計測技術です。心地よさを追求するものづくりにKESがどのように活用できるかをお話します。

 

<実習>

『風合い試験機 KESの見学デモ』(15:15~16:30)

KESを使ってどのようなサンプル評価ができるのか、得られたデータをどのように活用するのかなど、実際に試験機を使いながらご紹介します。

 

 

本セミナーについて、申込み・お問い合わせは下記へ

http://tc-kyoto.or.jp/info/seminar/notice01/post-397.html

 

(地独)京都市産業技術研究所

担当:製織システム・DXチーム

TEL:075-326-6100(代)

2021.09.25

講習会「実習:感性評価のための布特性」 開催日:2021/11/10(水) 13:00~16:00 場 所:オンライン 講習会「実習:感性評価のための布特性」

日本繊維機械学会 テキスタイルカレッジ「実習:感性評価のための布特性」

 

神戸大学大学院 人間発達環境学研究科 教授 井上真理氏によるKESの講義です。

 

着心地を始めとする感性評価についての概説、布の触感に関わる風合いの客観評価に用いられる布の物理特性値の意味とKES-Fの測定原理についての講義およびエクセルファイルを用いた風合い計算の解説を行います。

 

布だけでなく触感に関わる生活材料(たとえば不織布、皮革類、紙、フィルム、その他硬い材料など)に応用したい、さまざまな条件設定について知りたいなど、これまでの事例を踏まえ、触感研究への応用に関するさまざまなご相談にも対応します。

 

日 時 :2021年11月10日(水)13:00~16:00

会 場 :オンライン開催

参加費 :(全て税別)

     会員/協賛学協会員:7,000円 非会員:13,000円

     学生会員:3,000円 学生非会員:5,000円

主 催 :日本繊維機械学会

協 賛 :大阪染色協会,関西ファッション連合

申込締切:2021年10月26日(火)

 

<内容>

(1)講義(13.00~15.00)

「着心地に関わる評価の概説,布の力学特性・表面特性・熱水分移動特性の測定と風合いの客観評価」

神戸大学大学院 人間発達環境学研究科 教授 井上 真理氏

 

計算例の解説(15.15~16.00)

「エクセルファイルを用いた風合い計算の解説」

神戸大学大学院 人間発達環境学研究科 教授 井上 真理氏

 

 

詳しい内容はこちら

 

学会HPよりWEB申込

https://tmsj.or.jp/texitile-college/webentry/

 

 

本講習会について、申込みなどに関するお問い合わせは下記へ

 

一般社団法人日本繊維機械学会

〒550-0004 大阪市西区靱本町1-8-4 大阪科学技術センタービル

TEL:06-6443-4691/FAX:06-6443-4694

E-mail:info@tmsj.or.jp

「11/10のテキスタイルカレッジについて」とお伝えください。

2021.09.25

講習会「繊維製品の感覚性能‐アパレル製品を中心として‐」 開催日:2021/11/5(金)10:00~16:40 場 所:オンライン 講習会「繊維製品の感覚性能‐アパレル製品を中心として‐」

日本繊維機械学会 テキスタイルカレッジ「繊維製品の感覚性能‐アパレル製品を中心として‐」

 

日 時 :2021年11月5日(金)10:00~16:40

会 場 :オンライン開催

主 催 :日本繊維機械学会

共 催 :日本繊維機械学会信越支部

協 賛 :大阪染色協会、関西ファッション連合

参加費 :(全て税別)

     会員/協賛学協会員:15,000円 非会員:23,000円

     学生会員:3,000円 学生非会員:5,000円

申込締切:2021年10月20日(水)

 

<内容>

(1)アパレル製品の「着心地」を数値化するには(10.00~11.00)

   三重県工業研究所 松岡 敏生氏

 

(2)風合い評価‐触覚‐(11.10~12.10)

   福井大学 繊維・マテリアル研究センター 教授 山下 義裕氏

 

(3)風合い評価‐視覚‐(13.00~14.20)

   信州大学 繊維学部 准教授 金井 博幸氏

 

(4)アパレル製品の衛生機能的着心地の評価(14.30~15.30)

   京都教育大学 教育学部 准教授 深沢 太香子氏

 

(5)スポーツウェアの運動機能的着心地の評価~衣服圧計測からのアプローチ~(15.40~16.40)

  (株)アシックス スポーツ工学研究所 主席研究員 小澤 明裕氏

 

詳しい内容はこちら

 

学会HPよりWEB申込

https://tmsj.or.jp/texitile-college/webentry/

 

 

本講習会について、申込みなどに関するお問い合わせは下記へ

 

一般社団法人日本繊維機械学会

〒550-0004 大阪市西区靱本町1-8-4 大阪科学技術センタービル

TEL:06-6443-4691/FAX:06-6443-4694

E-mail:info@tmsj.or.jp

「11/5のテキスタイルカレッジについて」とお伝えください。

2021.07.28

【Press release】自動車内外装向け “耐傷つき性(スクラッチ特性)” を撮像する最適なAIカメラを開発 京都大学発スタートアップと協業 これまでのAI外観検査の問題点を解決

AI・ロボティクスなどの先端技術を駆使する京都大学発のスタートアップ企業、株式会社RUTILEA (本社:京都市左京区、以下RUTILEA)と協業し、自動車内外装向けの”耐傷つき性”を可視化するAIカメラを開発。2021年8月より本格的に販売を開始します。

 

製品 特徴
・照度差ステレオ法を用いたAIによる撮像。クオリティの高いアルゴリズムを適応した撮像と使用者のユーザビリティに配慮したシンプルな操作性

・通常のAIによる外観検査のみでは、評価対象物の表面の汚れや油により傷が検出できない問題点をRUTILEA独自の撮像アルゴリズムにより解決

・ASTM及びISOにおいて標準化された「荷重増加型スクラッチ試験」が行えるスクラッチテスター専用のAIカメラ ※ASTM:D7027-05/ISO:19252

 

スクラッチテスターを使用した引っかき傷の撮像画像

 

開発背景
年々、自動車内外装において軽量化や耐久性などの品質向上が図られる中「傷」の検査においてもより高い精度が求められています。近年、自動車窓ガラスのプラスチック化なども進み、傷つきや劣化を防ぐ表面処理の需要も高まっています。

風合い試験機メーカーのカトーテックは、2006年より自動車内外装・樹脂・フィルムなどに傷を付けて「耐傷つき性」を試験する「スクラッチテスター」を販売しています。

自動車メーカーや樹脂・フィルムメーカーにご利用いただいておりますが、各社品質向上の動きを受け、さらなる展開をすべく、今回スクラッチテスター専用のAIカメラを開発。AI外観検査自動化が注目される中、汚れや油などが付いた傷でも可視化を可能にする高度なAIカメラをRUTILEAと協業し実現しました。

 

【RUTILEAについて】
2018年に事業を開始した京都のソフトウェア会社。デジタルツインでの最適化とAIを用いた自動化をビジネスの2本柱とし、製造業の課題解決に取り組んでいます。ほとんどのエンジニアが京都大学出身であり、その専門性を生かし、ソフトウェアだけではなくハードウェアの観点からもソリューションを提供します。現在はパートナー企業を通して、自動車を中心に産業機械、電子部品、重工業の大手メーカー等との取引を行い、社会の課題解決に務めています。

 

製品情報はこちら

AIカメラ

 

リリース全文については下記よりご覧いただけます。

ニュースリリース本文

 

【本件に関してのご質問・報道は下記まで】
カトーテック株式会社
営業部 河内・松本
TEL:075-693-1660

2021.05.19

【Press release】慶應義塾大学と共同研究5年をかけて実現 触った時の「つるつる」「ざらざら」を“指の神経情報”から 独自のアルゴリズムにより数値化 

人の感覚神経の特性からデータを解析し、人とほぼ同じ感覚を数値化することに成功した試験機「QUANTITEXTURE クオンティテクスチャー」を2021年秋から販売いたします。

これまで定量化が難しかった樹脂素材の“心地よさ・触感”の測定が可能となりました。

これまで困難であったスマートフォンや自動車内装材などの触感測定が可能となり、使用感・心地よさの品質向上が期待できます。

本試験機は、アクチュエータ工学やソフトロボティクスを専門とする慶應義塾大学理工学部 竹村研治郎教授との共同研究により実現いたしました。

QUANTITEXTURE クオンティテクスチャー 完成イメージ図 

QUANTITEXTURE クオンティテクスチャー完成イメージ図

 

「QUANTITEXTURE」特徴
1. ものに触った時の「なめらかさ」「すべりやすさ」「ざらつき」を測定

2. 指の4 つの機械受容器※マイスナー小体、メルケル触盤、パチニ小体、ルフィニ終末(図1)の特性から触感を数値化

3. これまではものの表面の粗さや摩擦係数などで触感を数値化してきたが、人の触感や知覚のメカニズムを基に解析しているため、より人間の感覚に近い触感のデータを取得可能

※機械受容器・・・感覚の元となる刺激を受け止めて、神経信号を発生する細胞や器官のこと

手の細胞、図

開発経緯
触感は製品の特徴の一つとして製品評価に大きく関係していますが、視覚や聴覚に比べて、自ら押したり動かしたりする能動的な動作を伴い、また人によって感じる感覚は嗜好的であるため、定量化が難しくあります。

さわり心地計測の試験機と言えば、衣料品のほか化粧品や不織布など、さまざまな分野でKES(ケス)を利用いただいていますが、その中でも特に樹脂素材については「材質が硬く物性値※での判断が難しい」との声が多くありました。

このような声を受けて、物体の物性値だけでの判断ではなく、触感評価に深く関係する“人の感性情報”からデータを抽出し数値化する手法を開発しました。これまで触感評価が困難であった樹脂素材(自動車内装材や住宅内装材、スマートフォンのカバーなど)の触感測定も可能となりました。

※物性値とは・・・物質のもつ熱的、電気的、磁気的、光学的、機械的などの性質の値

 

慶應義塾大学理工学部 竹村研治郎教授のコメント
五感のうち工学的な理解が進み、広く利用されているのは視覚と聴覚に限られていると言えます。触覚、特にものの触り心地を知覚する触感が測定できるようになり、知覚メカニズムへの理解が深まれば、製品開発への応用だけではなく、インターネットを介して触感情報がやり取りされる時代が近づいてきます。機械受容器の特性に基づいた触感の定量化アルゴリズムは、こうした時代の基盤技術になると考えています。

 

【竹村研治郎教授について】
2002 年慶應義塾大学大学院理工学研究科後期博士課程修了。博士(工学)。東京工業大学精密工学研究所助手、助教、モナッシュ大学訪問研究員などを経て、2008 年に慶應義塾大学理工学部機械工学科専任講師。
2019 年より同教授。2019-2020 年、カリフォルニア大学サンディエゴ校客員研究員。振動工学に基づいた触感センサ・ディスプレイ、超音波振動を用いた自動細胞培養システム、機能性流体を用いたソフトロボットなどの研究に従事。

 

リリース全文については下記よりご覧いただけます。

ニュースリリース本文

 

【本件に関してのご質問・報道は下記まで】
カトーテック株式会社
営業部 河内・松本
TEL:075-693-1660