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2021.07.28

【Press release】自動車内外装向け “耐傷つき性(スクラッチ特性)” を撮像する最適なAIカメラを開発 京都大学発スタートアップと協業 これまでのAI外観検査の問題点を解決

AI・ロボティクスなどの先端技術を駆使する京都大学発のスタートアップ企業、株式会社RUTILEA (本社:京都市左京区、以下RUTILEA)と協業し、自動車内外装向けの”耐傷つき性”を可視化するAIカメラを開発。2021年8月より本格的に販売を開始します。

 

製品 特徴
・照度差ステレオ法を用いたAIによる撮像。クオリティの高いアルゴリズムを適応した撮像と使用者のユーザビリティに配慮したシンプルな操作性

・通常のAIによる外観検査のみでは、評価対象物の表面の汚れや油により傷が検出できない問題点をRUTILEA独自の撮像アルゴリズムにより解決

・ASTM及びISOにおいて標準化された「荷重増加型スクラッチ試験」が行えるスクラッチテスター専用のAIカメラ ※ASTM:D7027-05/ISO:19252

 

スクラッチテスターを使用した引っかき傷の撮像画像

 

開発背景
年々、自動車内外装において軽量化や耐久性などの品質向上が図られる中「傷」の検査においてもより高い精度が求められています。近年、自動車窓ガラスのプラスチック化なども進み、傷つきや劣化を防ぐ表面処理の需要も高まっています。

風合い試験機メーカーのカトーテックは、2006年より自動車内外装・樹脂・フィルムなどに傷を付けて「耐傷つき性」を試験する「スクラッチテスター」を販売しています。

自動車メーカーや樹脂・フィルムメーカーにご利用いただいておりますが、各社品質向上の動きを受け、さらなる展開をすべく、今回スクラッチテスター専用のAIカメラを開発。AI外観検査自動化が注目される中、汚れや油などが付いた傷でも可視化を可能にする高度なAIカメラをRUTILEAと協業し実現しました。

 

【RUTILEAについて】
2018年に事業を開始した京都のソフトウェア会社。デジタルツインでの最適化とAIを用いた自動化をビジネスの2本柱とし、製造業の課題解決に取り組んでいます。ほとんどのエンジニアが京都大学出身であり、その専門性を生かし、ソフトウェアだけではなくハードウェアの観点からもソリューションを提供します。現在はパートナー企業を通して、自動車を中心に産業機械、電子部品、重工業の大手メーカー等との取引を行い、社会の課題解決に務めています。

 

製品情報はこちら

AIカメラ

 

リリース全文については下記よりご覧いただけます。

ニュースリリース本文

 

【本件に関してのご質問・報道は下記まで】
カトーテック株式会社
営業部 河内・松本
TEL:075-693-1660

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