“耐傷つき性(スクラッチ特性)”を撮像するAIカメラ。汚れや油がついた傷でも正確に検出。見えにくい傷の評価を定量化できます。
ASTM及び ISO※において標準化された「荷重増加型スクラッチ試験」が行えるスクラッチテスター用のAIカメラです。
スクラッチテスターで引っ掻きを行うことに加え耐傷つき性も撮像することで、より精度の高い試験ができます。
※ASTM:D702705/ISO:19252
通常のAIによる外観検査のみでは、評価対象物の表面の汚れや油により傷が検出できない問題点を独自のアルゴリズムにより解決。
照明をコンピューター制御することにより、より多様な画像撮影が可能。表面のテクスチャからの影響を極力小さくし、3D形状を画像化。
撮影前の設定は明るさ調整のみで、あとは撮影ボタンを押すだけ。取扱説明書がなくても簡単に操作できます。アルゴリズムのパラメータを微調整することで、各ワークに特化した設定も可能です。
左:SV-1c / 右:通常の撮影
・明るさ調整
・パラメータ設定(パターン9まで)
・2階調化設定
・境界のしきい値調整
・定規設定(画面上で正確な長さを測定可能)
型番, 製品名 |
SV-1c Scar Vision Viewer |
概算寸法(W×D×H) | 本体:370×410×420mm |
概算重量 | 本体:14kg |
電源 | AC100V、最大消費電力 1.5A |
インターフェース | PC(付属) |
対応OS | Windows 8/10 |
サンプルサイズ | 300×300mm(最大) |
カメラ仕様 | インターフェース:USB3.0 解像度:5472 × 3648ピクセル 撮影素子:1" CMOS IMX183センサ |
レンズ仕様 | レンズサイズ:57.5mm 焦点距離:8mm |
本製品は京都大学発のスタートアップ企業、株式会社RUTILEAとの協業により開発されました。
「当社の製品をより深くご理解いただくために」、「どんなデータが取れるのかを確認するために」、「稟議書用に資料が必要なときに」など、無料で対象物の測定・試験を行っていますので、お気軽にお申し付けください。