KES-FB1-A
引張りせん断試験機

生地の風合い判断をする際に、職人や専門家が行う「引っ張る」「せん断」という手の動きを分析、機械化し、客観的な数値データに置き換える事を可能にした試験機です。

布、紙・不織布、フィルムなどの、引張り/せん断剛性、引張エネルギー、伸長率、回復性のデータが得られます。
引張り特性及びせん断特性データは、風合いの「こし」「はり」に影響するとされています。これらの特性は「形態安定性」「しわのできやすさ」に影響するとされています。
特徴

●データ精度向上

モーターチャッキング及びクランプ(締付け)中にサンプルのたるみ取り処理を行うため、測定者による誤差がなくなり、データの精度が向上しました。

●表示分解能:0.01

微小な引張り・せん断特性の違いが数値化できます。

測定サンプル例

  • 繊維全般
  • 布地
  • 薬剤布
  • カーシート
  • インテリアファブリック
  • 不織布
  • フィルム状サンプル

FB1-A _ 引張り

FB1-A _ せん断

KES-FB1-A
引張りせん断試験機
システム構成図・測定データ

計測ソフト画面例

▲引張り特性
▲せん断特性

得られるデータ

機種項目 特性値 内容 データの見方
引張り
特性
LT 引張り剛性 値が1に近い程、引張りかたい
WT 引張りエネルギー 値が大きい程、よく伸びる性質をもつ
RT 回復性 値が100に近い程、回復性が良い
せん断
特性
G せん断剛性 値が大きい程、せん断かたい
2HG 微小せん断に対する弾性 値が大きい程、初期せん断変形における回復性が悪い
2HG5 大きいせん断に対する弾性 値が大きい程、回復性が悪い
  • 自動データ処理装置(オプション)

    本体及びPCに接続する事で測定データの波形と数値を出力します。
    得られたデータはBINデータ・CSVデータで保存できます。

KES(Kawabata Evaluation) SYSTEM

京都大学川端季雄教授および奈良女子大学丹羽雅子教授を中心に、日本繊維機械学会内に設けられた「風合い計量と規格化研究委員会」によって、衣服用布地の風合いの客観評価法が確立されました。

KES-FB1-A
引張りせん断試験機
仕様
寸法/重量(概算)
  • 装置本体:W610 × D535 × H320(mm)/45kg
  • 電子アンプ装置:W230 × D450 × H500(mm)/20kg
電源 AC100V、最大消費電力 40W
測定環境温湿度 20 ~ 30℃/50 ~ 70%RH
ただし結露しないこと。測定中は温湿度を一定に保つこと。
(標準温湿度条件:20℃/65%RH)
※風及び振動の影響が少ない場所に設置すること
測定動作 (引張り測定):荷重制御方式
(せん断測定):変形量制御方式
引張り荷重検出 検出器:抵抗線歪みゲージ型
荷重(フルスケール):(標準条件)50kg(高感度条件)20kg
標準条件:10kgf(500gf/cm)
高感度条件:1kgf(50gf/cm)  ※その他可変設定あり
せん断時引張張力
 (標準条件):200gf(10gf/cm)
 (可変設定条件):100 ~ 1000gf(100gf刻み)
精度:フルスケールの±0.5% 以下
引張り伸び歪み検出 検出器:ポテンショメータ
伸び量:2段切り替え
最大25mm(50% 引張り)/50mm(100% 引張り)
精度:フルスケールの ±0.5% 以下
引張り変形速度 0.05 ~ 0.5mm/sec(0.05mm/sec刻み)
せん断荷重検出 検出器:差動トランス(リング力計)
荷重(フルスケール):(標準条件)2kg
精度:フルスケールの±0.5% 以下
せん断ずり歪み検出 検出器:ポテンショメータ
せん断角度:最大8°(50mm × tan8°=約 7mm)
標準条件:±8°
可変設定条件:±0.8 ~ 8°(0.8°刻み)
精度:フルスケールの±0.5% 以下
せん断変形速度 一定
試料寸法 寸法:20cm × 20cm(標準)
厚み:2mm(最大)
※記載の仕様内容につきましては予告なく変更される場合があります。予めご了承ください。
KES-FB1-A
引張りせん断試験機
仕様
アパレル業界
布地製造メーカー
布地・薬剤布製造メーカー など
カーシート(引張り特性の伸びは、だれや形態安定性に影響し、曲面のたるみじわ、くぼみを作る際の影響を予測します)
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